資格試験

宅建合格への道~受験理由と勉強方法について~

今回は宅建試験について紹介していきます。

といっても現時点では試験に合格しているわけではありませんが、勉強の過程とともに合格までの道のりを紹介していきます。

宅建試験に興味がある方や、初めて聞いたけど何か資格をとりたいという方に見ていただきたいと思います。

概要

宅建試験とは

そもそも宅建試験とはどういうものか説明します。不動産適正取引推進機構の文章を引用すると下のようになりますが、要は宅建試験に合格すれば、宅建士を名乗ることができます。

宅地建物取引業を営もうとする者は、宅地建物取引業法に基づき、国土交通大臣又は都道府県知事の免許を受ける必要があります。

免許を受けるに当たり、その事務所その他国土交通省令で定める場所ごとに、事務所等の規模、業務内容等を考慮して、国土交通省令で定める数の成年者である専任の宅地建物取引士を置かなければならないとされています。

宅地建物取引士になるためには、まず、宅建業法で定める宅地建物取引士資格試験に合格しなければなりません。

宅建士ができること

では、宅建試験に合格して宅建士になったらできることは何でしょうか。大きくわけて3つあります。

①重要事項の説明②35条書面(重要事項説明書)への記名押印③37条書面(契約書)への記名押印です。

難しいように書いていますが、要するに宅建士がいないと物件を売ったり貸したりすることができません。不動産業には必要不可欠な人材ということですね。

会社としても従業員の5人に1人以上は配置しなければならないと法律でも決まっているので、不動産会社でも取得を推進したり義務付けていたりします。

不動産業界最大手の三井不動産では、社員全員が取得すべき資格として宅建士を挙げられるほど、重要視されています。

ポイント

◆宅建士でないと物件を売る・貸すができない

◆不動産業界では、宅建士は必要不可欠

受験理由

宅建士になる一般的なる理由は上記のとおりですが、わたしが受験しようと思う理由も書きます。

不動産に関する知識の証明

子供のときから漠然と定年退職した後に自分の店を開きたいと思っていました。そのためには、店舗が必要ですので、借りたり買ったりしないといけません。

素人だからといって適当な物件を紹介されることはないと思いますが、宅建士を持っていると最低限の知識を証明できるわけで、相手も素人ではないと思ったらより慎重に説明をしてくれるはずです。

さらにこちらとしてもいい物件などを見極められる力もつくのではと思ったからでした。

法律関係の知識を増やす

宅建士は「法律関係の資格の登竜門」と言われています。

今後、社労士や行政書士の資格を取得しようとまでは考えていませんが、理系のわたしは法律関係の知識に疎いので、少しでも知識の幅をひろげられればいいなと思っています。自分の知らない知識を新しく身に着けて、ニュースや仕事など身近なものも多角的に見ることができるようになりたいです。

勉強方法

次に勉強方法について現時点のやり方を書いていきます。やっているうちに代わる可能性もありますが、基本は以下のように進めていきます。

まず過去問をとく

まずは自分の力を知るために、過去問を一年分解いていきます。

「知識ゼロの段階で意味があるのか」と思われる方もいらっしゃると思いますが、まずは実戦形式でどんな問題がでるのか把握したいのと自分がどれくらいわかっていないか知って勉強しないと合格できないことを認識するためです。

参考書を読みすすめるところから始めると、何となくわかった気になってしまうのが嫌だからです。人それぞれのやり方がありますが、わたしは自分でやる気を出すために新しく資格の勉強をするときは同じように始めています。

使う参考書

参考書については、何冊もやってもしょうがないので、1冊に決めました。

みんなが欲しかった!宅建士の教科書」を使います。

この本のいいところはまず、図表が多いところです。初心者にはわかりやすいように書いているのがベストだと思います。専門知識であれば、文字が多く詳細に書いてあるものがいいかもしれませんが、やはり簡潔にまとめられているものが一番です。

一定の説明ごとに復習問題もついているので、即復習できて知識の定着も図れそうです。

さらに、教科書を章ごとに分冊になっているので、持ち運びも便利です。(おおよそ150ページほどの分冊にできるので、参考書感もなくて勉強のハードルも下がります。)

まとめ

まだ、なにも勉強はしておりませんが、わかりづらい問題や新しい勉強方法が見つかればその都度紹介していきたいと思います。

2020年度は7月1日~31日の間に受験申込・10月18日に試験当日のようですので、長丁場になりますが、他の試験も受ける予定ですので、要領よくやっていきたいと思います。同じ受験者の方がいたらお互い頑張りましょう。