この記事では、読書のメリットや読書術について紹介します。
小さい頃は漠然と「読書すれば頭がよくなる」や「国語の成績が良くなる」など教えられます。でも社会人になっても活字を読むのが苦手で読書が続かない人ってかなりいると思います。
わたしもレバレッジ・リーディングを読む前までは、好きな小説を1年に2、3冊読む程度でしたが、今は週に1冊はビジネス書を読んでいます。
わたしが変わったように、レバレッジ・リーディングを読んで気づいた読書のメリットやためになる読書術を紹介していきます。
読書のメリット
なぜ人は読書しろというのか。それは、読書をしてきた人が成功する確率が高くメリットがあるからです。ではどのようなメリットがあるのでしょうか。
自分への投資
お金持ちになるには、株式投資がいいと思う人が多いかもしれません。今や素人でも簡単に投資もでき、成功している人だと1分の間に何千万というお金の動きがあるなど憧れる人も多いと思います。
しかし、株は値上がりするだけではなく、持ち株の価値が0になったり、場合によってはマイナスになることもあります。仮に成功するにも長い年月が必要です。
一方、自己投資はマイナスになることがありません。そして、読書はその日から役立つことが多いです。意識の改革やすぐに実践できることが多いからです。もし学びの姿勢が中途半端だと時間の無駄という点では、マイナスかもしれません。ただ後で書く読書術を活用すれば、マイナスになることはないでしょう。
他人の経験を疑似体験
仕事でも趣味でも何かをする前に調べる人がほとんどだと思います。
例えば、料理をしたことがない人が彼氏に初めて料理をふるまうときは絶対レシピを見ると思います。それは、おいしく作りたいからです。
なぜ、調べるのかというと疑似体験ができて失敗することを防ぐことができるからです。強火にして焦がしてしまう失敗をレシピをみることで中火で10分と書いていれば、他人の経験を糧においしい料理が作れます。
人生も同じで、できる限り成功や幸せな経験をしたいなら他人の経験を疑似体験するべきです。人生10倍でも20倍でも経験することができます。
さらにビジネス書は普通では経験できないような話や成功した人のノウハウが詰まっています。そのノウハウを本以外で見聞きするには大変な労力が必要です。成功者を探してアポをとって万が一会えたとしても時間も限られています。
その点読書は、たった1,000円ちょっとで他人の経験や知恵を自分のものにできるのです。これ以上贅沢なことはないでしょう。
読書術
読書がいかにメリットかわかったところで、読書が苦手な人は続かないと思います。読書のやり方を少し変えるだけで1冊の本から学べる量が変わってきます。ここからは読書術について書いていきます。
目的を考える
読み始める前に本から何を得るのかをイメージしてから読むだけで吸収力が違います。カラーバス効果といって、「赤い物を探してみよう」と思って一日過ごすとこんなにも世の中に赤いものがあったのかと気が付きます。
カラーバス効果を読書にも使うと目的を考えながら読むと、自分が得たい情報が読み飛ばしていても目に留まりやすくなります。活字を読むのが苦手な人でも全部読まなくていいので読みやすくなります。
帯,目次,著者のプロフィールを読む
カラーバス効果と少し似ているかもしれませんが、内容を読む前にまず帯、目次や著者のプロフィールを読みます。そうすると、どんな内容が書いてありそうか、想像することができます。いきなり本文に入ってしまうと本の題名だけで判断しながら読んでいくので、内容が抽象的すぎるし、自分が読みたかった話ではないかもしれません。
わたしは特に目次が重要だと思っていて、目次にチェックを入れて自分が面白そうだと思っていた内容の章に入ると、集中力が変わってきます。
本に書き込みをする
ただただ読んでいるとその時は納得しても数日たてば忘れてしまいます。読み返そうと思ってもまた一から読むことになるので、一度読んだ本なのに時間がかかってしまいます。
そこで本に書き込むます。重要な箇所に線を引いたり、感想や自分に活かせそうだと思ったことを直接書き込みます。
せっかく買った本だからきれいに使いたい気持ちはわかりますが、参考書に線も引かず自分で覚えやすいようなゴロを書き込んだりせず勉強する人はいません。
書いてある内容を自分のものにするという意味では参考書と同じですので、躊躇せずに書き込んでください。
読書後のフォロー
読んだだけで吸収できれば問題ありませんが、読む本は1冊ではないので、すべてを覚えるには無理があります。自分の力にするためには読書後のフォローが必要になってきます。
読書後にメモする
読書しながら線を引いたり感想を書いたりした箇所があると思いますが、毎回本を開いて見直すのは時間の無駄だし、本もかさばるので、メモしましょう。
わたしはブログを書いていつでもアクセスできるようにしていますので、どこでも確認できます。ブログでなくても自分のメモ帳や携帯のメモ機能でもいいと思います。どこでも編集ができて見直せればOKです。
そのメモを見返すだけで読んだ本を集約できます。1冊300ページの本を週に1回のペースで読んだとしても年間で15,000ページほどになりますが、すべてが各個人に必要な内容ではなく、一部分だけです。1冊を1ページにまとめることができれば50ページで終わります。さらに同じ内容の本を読んだときは付け足せばいいわけですのでそこまでの量にはなりません。
メモの内容を実践
一番大切なのが、実践することです。すべてをいきなり実践することは難しいかもしれませんが、一つずつ意識するだけで今後の人生が変わってきます。
細かい実践を一つ習慣にしていけば、もうそれは自分の力になるので意識せずともできるようになるので、また次の実践と繰り返して行くことができます。習慣化できるように頑張りましょう。
