就職・転職活動をしているときに、転勤があるかどうかは気になる条件の上位だと思います。かといって、実際に転勤族の人がどのような悩みがあるとか、どういうところに得を感じているのか分かりませんし、内定が決まった後も不安なことが多いと思います。
そこで、この記事では、実際に転勤族であるわたしが感じていることを知ってもらい、みなさんの参考に紹介していきます。
転勤族のメリット
人間関係のリセット
仕事をしている人の悩みは、給料・やりがい・人間関係が多く占めています。
給料とやりがいは転勤族と非転勤族であまり違いはありませんが、人間関係をリセットできるのは、仕事上での一番のメリットです。
社会には色々な人がいるので、学生時代のように苦手な人や嫌いな人を避けることは難しいです。苦手な上司ができても、あと1年2年程度の辛抱だと思えば我慢することもできます。(ただ、本当に馬の合う上司や同僚もリセットさせるのでつらいこともありますが、転勤して違う場所になっても協力して仕事することができます。)
家賃が比較的安い
給与面は、非転勤族と比べてそこまで変わらない会社も多いですが、引越しが多いので、家賃の安い社宅があったり家賃補助がかなり支給されたりすることが多いです。
都心だと補助を差し引いても月に7、8万払っている人が多いと思いますので、それだけで毎月5万以上は貯金できる計算になります。(会社や転勤場所にもよりますが、新入社員の時家賃は1万以下でした。)
ざっくり計算するだけでも5万×12か月=60万円も貯蓄できます。仮にマイホームを購入せずに40年間賃貸だとすると、2,400万円の貯蓄です。サラリーマン平均収入の5倍くらいありそうですね笑
色々な場所を知ることができる
転勤する度に色々な観光地に行くことができます。地元から遠く離れた場所でも観光へのハードルがかなり下がります。わたしは関西出身ですが、広島に転勤してきて、島根・鳥取・岡山・山口・愛媛・香川・福岡と中国地方中心に観光しました。その地域のいいところももちろんですし、その周辺の観光地にも行くことができて、旅行好きの人にはたまらない環境です。
また、中国地方の観光地についても、記事にしていきます。
転勤族のデメリット
引越しが多い
とにかく引越しが面倒です。2~3年に1回のペースで転勤なのですが、段ボールものを詰める作業やその部屋にあった家財選びなど大変です。仕事もしながらになるので、人によっては、次の転勤まで開けなかった段ボールが出てくるほどです笑
引越しが多いと、ミニマリスト(持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人)になっていく人もいます。できる限りわたしも不必要なものは持たずに捨てたり、移動させやすいものを使用するようにしています。
配偶者の仕事探し
夫婦のどちらかが転勤族の場合、パートナーは仕事探しを人によっては一からしなければなりません。引越しをしたばかりで家の整理もしなければならないのに、仕事探しともなるとストレスがかなり溜まります。
転勤族の妻は看護師がいいとか聞いたこともありますが、結局看護師であっても病院をうつらないといけないので、難しいですよね。
正社員で在宅ワークが可能になる会社も増えてきているので、今後は少し減るのかもしれませんが、2020年現在は難しいところが多いですね。
友達・恋人になかなか会えない
地元に帰るのに、お金も時間もかかるため中々会ったり遊んだりすることが難しいです。地元の友達がみんなで遊んでる中、寂しい思いをすることもあるかもしれません。ただ、会うのが久しぶりになるので、ありがたみがわかるのはいいことです。
恋人とは、遠距離恋愛になりますが、転勤をきっかけにして結婚を意識・決意する人も少なくないので、結婚したい人にはいいかもしれません。
まとめ
転勤族には、メリットもデメリットもありますが、わたしは転勤族でよかったと思っています。転勤族が不安で色々検索している人も多いと思いますが、いいことがたくさんあるので、前向きにそれぞれの場所で気分を変えながら頑張りましょう!!
また、ほかの記事でも、転勤族について思っていること書いていきたいと思います。